メトラッセコラム
どれがおすすめ?肌タイプによってクレンジングの選び方を変えた方が良い理由

スキンケアの中で、1番と言ってもいいほど大切なのがクレンジングです。
メイクがきれいに落としきれていないと化粧水や乳液、美容液などでせっかくお手入れしても効果が半減し、しかもシミやシワができる原因になってしまいます。
また、きちんとクレンジングをせずに寝てしまうのは、肌にとって大変ダメージが大きく肌トラブルの原因になってしまいます。
しかし、最近はさまざまなタイプのクレンジングが発売されていますが、何を使おうか迷った挙句、友達のおすすめをそのまま鵜呑みにして使ってはいませんか?
肌のタイプは十人十色。クレンジングもまた、肌にあったものを選ぶ必要があります。
今回は、肌質別でおすすめのクレンジングをご紹介します。ご自分の肌質に合ったものをチェックしてみてくださいね。
肌質別おすすめクレンジング
普通肌タイプ
肌トラブルの少ない普通肌の場合、比較的どのクレンジングでもOKです。
肌が強い人は、洗浄力の高いオイルクレンジングで時間をかけず、さっと落とすのがおすすめ。
無添加タイプ、潤いを残すタイプ、植物由来のタイプなど色々ありますので、自分好みのクレンジングアイテムを見つけましょう。
乾燥肌タイプ
乾燥肌の場合、洗浄力の高いオイルやリキッドは必要な油分をとりすぎ、肌の乾燥を更に加速させてしまう恐れがあるため極力避けた方が無難です。
クリームタイプやジェルタイプの低刺激なクレンジングを使って、メイクを優しく落としましょう。
洗顔後は化粧水などですぐに保湿することも大切です。
オイリー肌タイプ
皮脂の分泌が活発なオイリー肌タイプの方も、比較的どんなクレンジングを使っても問題ないと思います。
しかし、いくら皮脂が多いからと言って必要以上に洗浄力の強いものを使い、1日に何度も洗うのはNGです。
炎症を引き起こしてしまい、ニキビのもとにもなってしまいます。
メイクの濃さに応じてクレンジングを選びましょう。
敏感肌タイプ
少しの刺激にも反応してしまう敏感肌の場合は、クリームタイプやミルクタイプを選びましょう。
できれば、敏感肌用を使うのがベストです。
ピリピリしたり赤くなったりした場合は、すぐに使用を中止し、お医者さんに相談してください。
ニキビ肌タイプ
乾燥肌でもオイリー肌でもニキビは発生します。
その原因は主に毛穴の詰まりですから、洗い残しのないように心がけましょう。
おすすめはクリームやミルクタイプです。
しかし、脂質の種類(オレイン酸などの不飽和脂肪酸)によっては、バリア機能を低下させるためニキビの原因になってしまう恐れがありますので、オレイン酸を含むクレンジングはなるべく避けるようにしましょう。
クレンジングの注意点
自分に合ったクレンジングを選んでも、メイクの落とし方を間違っていては台無しです。
ここでは、5つの注意点をご紹介します。
1.ポイントメイクを一緒に落とすのはNG
ポイントメイクに合わせてメイクを落とそうとすると、メイクの濃さが違い、ポイントメイク以外の部分は洗いすぎになってしまうので、目元のアイシャドウやアイライン、口紅などは専用のリムーバーで落としましょう。
目元と口元を先に専用のリムーバーで落としてみてください。
2.お湯の温度は熱すぎてはNG
メイクは水よりもお湯の方が落ちやすいです。
しかし、あまり熱すぎるお湯は必要な皮脂までも落とし、肌を乾燥させてしまいます。
食器をお湯で洗うと、水で洗うよりも乾きが早いですよね?
それと同じ原理です。
洗顔に最適な温度は「ちょっと冷たいな」と感じるくらいがベスト!
温度で言うと、32~34℃くらいです。
3.1日に何度も洗うのはNG
ニキビ肌やオイリー肌タイプの人はアクネ菌や皮脂が気になって、1日に何度も洗顔してしまいがちですが、それでは逆効果です。
洗いすぎは、さまざまな刺激から肌を守るバリア機能を壊してしまいます。
基本的に、クレンジングはメイクを落とす時だけ、洗顔は朝と夜の1回ずつで良いでしょう。
4.すすぎの回数が少ないのはNG
クレンジングで汚れを浮かした後、重要なのはすすぐことです。
一説によると、自分の年齢の数だけすすぐのが良いと言われていますが、洗顔料のすすぎ残しにより、残った成分が肌に刺激となって肌トラブルを引き起こす原因になります。最低でも30回程度すすぎましょう。
5.洗顔後はタオルで優しく水分をとる
洗顔後、タオルでゴシゴシ拭くのは止めましょう。
摩擦は肌を傷める最大の原因です。
できればタオルは柔らかいものを選び、タオルで顔を優しく包むようにして、拭きましょういてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
自分の肌タイプに合うクレンジングは、見つかりましたか?
自分の肌タイプに合わせクレンジングを選ぶことによって、スキンケアの効果はより高める事ができます。ぜひ“クレンジング”を見直して、夏にも負けない素肌を作ってくださいね。