メトラッセコラム

2017.02.03

フェイスラインにニキビができるのはなぜ?しつこい大人ニキビの原因と対策

大人ニキビの原因と対策
フェイスラインに何度も繰り返しできるニキビ。赤く腫れて痛痒く、なかなか治らないやっかいな存在です。このようなフェイスラインのニキビは、思春期に頭を悩ませたニキビとは異なる「大人ニキビ」と呼ばれるものです。この大人ニキビの原因と対策には、一体どのようなものがあるのでしょうか?そこで今回は、しつこい大人ニキビの原因と対策についてご紹介します。

「大人ニキビ」とは?

「大人ニキビ」とは?

大人ニキビとは、20歳以降にできるニキビのことをいい、吹き出物とも呼ばれます。
10代にできる思春期ニキビは、おでこや鼻などの皮脂が多く分泌される部分にできますが、大人ニキビはあごやフェイスラインにできやすいのが特徴です。
また、思春期と大人ではニキビができる原因が異なるため、大人ニキビには大人ニキビに合ったケアが必要になります。

それでは、大人ニキビができる原因を見ていきましょう。

フェイスラインに大人ニキビができる原因は?

大人の肌を悩ませるフェイスラインの大人ニキビは、以下のようなものが原因と考えられています。

ホルモンバランスの乱れ

フェイスラインにニキビ

体内には、エストロゲンと呼ばれるホルモンが存在します。このホルモンは美肌ホルモンとも呼ばれ、皮脂を抑えて肌のバリア機能を保つ役割があります。多くの場合、このエストロゲンのホルモンバランスが整っている人の肌は、多くの場合水分量と皮脂量のバランスもとれています。しかし、ホルモンバランスが乱れると水分と皮脂との分泌量のバランスが崩れ、肌荒れを起こしやすくなります。

また、女性はホルモンの分泌量が時期によって異なります。生理前などには黄体ホルモンの分泌量が多くなりますが、このホルモンの分泌量が増えると皮脂の分泌量が多くなったり、体調を崩しやすくなったりする傾向にあります。

汚れや接触によるもの

フェイスラインは基本的には皮脂の分泌量がそれほど多い場所ではないため、本来はニキビができにくい場所です。しかし、無意識に触ってしまっていたり、肘をつくときに触れていたりすると、肌は摩擦による刺激を受けます。この刺激に肌が過剰反応することで、ニキビの発生へとつながってしまうのです。

次に、枕カバーなど寝具が汚れている場合もニキビが発生する原因となってしまいます。カバー類は常に清潔に保ち、ニキビの発生を防ぎましょう。

また、フェイスラインはメイクの境界線でもあり、メイク落としの際に意識しづらい部分でもあります。ファンデーションやチークなどが付ついているにもかかわらずメイク落としが不十分だと、毛穴を汚れで塞いでしまいニキビを発生させる原因となります。

紫外線などによる肌の荒れ

紫外線に当たると、乾燥を起こしたり肌のターンオーバーが乱れたりしてニキビが発生しやすくなってしまいます。フェイスラインは日焼け止めなどが薄くなってしまったり、塗り忘れたりすることが多い場所でもあるため、紫外線対策は顔から首にかけて入念に行いましょう。

肌のターンオーバーの乱れ

角質層は、外部の刺激から肌を守り、水分を保持する役割を持っています。睡眠不足や暴飲暴食などの生活習慣の乱れや、ストレスなどによって肌のターンオーバーが正常に行われなくなることが原因で、肌の表面にははがれるべき角質がとどまり続けます。すると古い角質層が毛穴を塞ぎ、体外に排出されるべき老廃物や皮脂をため、炎症を起こしてしまうのです。

肌の乾燥

「ニキビ=皮脂の分泌量が多い人にできるもの。乾燥肌なら関係ないのでは?」このように思われる方もいるかもしれません。ところが、肌の乾燥も大人ニキビの原因になり得るため油断大敵です。肌が乾燥することで、うるおいを保とうと皮脂が過剰に分泌され、毛穴が詰まります。この毛穴の詰まりが大人ニキビの原因になるのです。
また、肌の乾燥はターンオーバーの乱れやバリア機能の低下を引き起こし、さらに大人ニキビができやすい肌環境になる恐れがあります。
肌の乾燥は季節・気候だけではなく、冷暖房による空気の乾燥も関係しています。

このように大人ニキビの原因は、思春期とは異なります。大人ニキビに悩んでいる方は、大人ニキビ向けの対策をすることが肝心です。

大人ニキビへの対策はどんなものがある?

大人ニキビへの対策

大人ニキビができてしまった場合、どのようなケアを行えば良いのでしょうか。

洗顔方法を見直す

大人ニキビへの対策として、まず大切なのは洗顔方法を見直すことです。
洗顔方法のポイントは、肌に摩擦の負担がかからないようにすること。ゴシゴシと力を入れて洗顔すると肌の負担になり大人ニキビができる恐れがあります。

そのため、クレンジングはこすらず優しくメイクを落としましょう。摩擦を起こしにくいジェルで洗い流すタイプのクレンジングがオススメです。
また、洗顔はよく泡立て、たっぷりの泡で優しく洗い上げるのがポイント。丁寧に流したら、清潔なタオルで優しく拭きましょう。

ダブル洗顔(2回洗顔)は肌荒れの原因では?と心配されるかもしれません。
しかし、クレンジングだけではメイクを落としきることは難しく、残った汚れを洗顔で落とす必要があります。肌の負担にならないよう優しくダブル洗顔しましょう。

大人ニキビにお悩みの方は、肌に負担をかけていないか洗顔方法を確認してみましょう。

また、フェイスラインは顔と首の境のため、メイク落としが不十分だったり洗顔料のすすぎ残しがあったりと、大人ニキビが発生しやすい部位といえます。普段何気なく行っている洗顔ですが、大人ニキビを防ぐためにもフェイスラインまでしっかり意識したケアが大切です。

肌のターンオーバーを正常化させる

肌は一定のサイクルで日々生成されています。大人ニキビができてしまった場合、刺激を与えて炎症を悪化させないよう、保湿ケアによって肌のターンオーバーを促しましょう。古い角質がはがれやすくなるようにきちんと保湿し、十分な睡眠をとることで肌のターンオーバーは正常化へと向かいます。ニキビそのものへの働きかけよりも、まず生活習慣の見直しをしてみましょう。

あごやフェイスラインは額や鼻に比べて皮脂の分泌が少なく、肌が乾燥しやすい部位です。水分量が不足した肌はバリア機能が低下して外部からの刺激に敏感になるため、大人ニキビが発生しやすくなってしまう恐れがあります。
また、外部刺激から肌を守ろうとかえって皮脂が分泌されることで起きる「皮脂の毛穴詰まり」もニキビの原因の1つです。
しっかりとした保湿ケアで肌のターンオーバーを正常化させましょう。

ストレスをためない生活を

ストレスは社会生活を送る中で非常に身近な存在です。そのためストレスをため込まないよう、意識的に解消していく手段を持つ必要があります。ちょっとした運動などもストレス発散や肌のターンオーバーを促すことに役立つため、ストレスを感じることが日常的にある場合は軽い運動などを習慣化すると良いでしょう。

バランスの良い食生活も大切

栄養バランスが偏った食事も、大人ニキビの原因の1つです。
皮脂の多さと大人ニキビはあまり関係ありませんが、それでもやはり、脂っこいものを多く摂取すると大人ニキビができる可能性が高くなってしまいます。また、糖分が多いものをよく食べる方も注意が必要です。

肉や揚げ物ばかりではなく、魚や野菜を取り入れて、栄養バランスの良い食事を心掛けるようにしましょう。バランスの良い食事が肌の健康につながります。

ニキビ跡を残さないために

ニキビ跡を残さないために

大人ニキビの扱いを間違えると、肌にクレーター状のニキビ跡が残ったり色素沈着を起こす原因になるため、注意が必要です。

つぶすのはNG

ニキビ跡を残さないためには、必要以上にニキビを触らないことが大切です。
ニキビをつぶすと、手や指についている雑菌が入り込んでニキビが悪化し、跡になる可能性が高くなってしまいます。そのため、クレンジングや洗顔時には、ニキビをつぶしてしまわないように優しく扱うことが大切なのです。

また、頬杖や髪が肌にあたるのもフェイスラインの肌を刺激し、ニキビを悪化させる原因になります。なるべく早く大人ニキビから卒業するためにも、これらの癖や習慣を見直すことをオススメします。髪が肌にあたる場合は、まとめ髪や毛先のアレンジなど肌を刺激しない工夫をしつつ、おしゃれを楽しんでくださいね。

膿ができている場合は、皮膚科を受診する

万が一ニキビが膿(うみ)ができるほど悪化してしまったり、炎症を起こしたりしている場合は、セルフケアだけでは対処が難しいため、無理な自己判断はせず早めに皮膚科を受診しましょう。

まとめ

一度できてしまうとなかなか治りにくい大人ニキビ。これらはホルモンバランスやストレスの影響を大きく受けていると考えられています。大人のフェイスラインはとてもデリケートです。まずは生活習慣について改善できるポイントを探し、保湿ケアなどを行うことで内側と外側から働きかけてみてはいかがでしょうか。

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