メトラッセコラム

2017.03.03

春の肌荒れは花粉のせい?花粉症になりやすい人となりにくい人の違い

春の肌荒れは花粉のせい

冬の厳しい寒さが去り、だんだんと暖かくなってくる季節は気持ちもホッとしますよね。一方で、気温が高くなるにつれ花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか。実はこの花粉、くしゃみや目のかゆみだけでなく肌荒れの原因となる恐れがあるのです。そこで今回は、花粉症になりやすい人となりにくい人の違いと、花粉症と肌荒れについてご紹介します。

花粉症になるのはなぜ?

そもそも花粉症とは、どのようなメカニズムで発症するのでしょうか?まずは花粉症のメカニズムを簡単にご紹介します。

    1. 花粉が鼻や口の粘膜から体内へ侵入する
    2. 身体の中に抗体(IgE抗体)が作られる
    3. 再度、花粉(異物)が体内へ侵入する
    4. 抗体(IgE抗体)が花粉に反応して化学物質(ヒスタミン)を放出する
    5. ヒスタミンによりアレルギー症状が起こる(くしゃみ、鼻水)

花粉症はアレルギー反応の一種です。身体が花粉を異物と勘違いし、体内の免疫機能が過剰に反応することでアレルギー症状が現れます。
花粉が体内に侵入した際に作られるIgE抗体は、もともと花粉のような異物から身体を守るために全体に行きわたりますが、一度抗体ができた体内に花粉が再び侵入すると、今度は抗体によってアレルギー反応を引き起こしてしまうのです。それが、花粉の症状であるくしゃみや目のかゆみ、鼻水となります。

花粉症になりやすい人となりにくい人の違い

花粉症になりやすい人となりにくい人の違い同じ環境下にいるにもかかわらず、花粉症になる人とならない人がいるのは不思議、と思われる方も多いのではないでしょうか。
花粉症は、遺伝や生活習慣などの違いが関係しているといわれています。

遺伝

家族や親戚にアレルギー疾患がある場合、遺伝によって花粉アレルギーを発症しやすくなるといわれています。そのため家系に花粉症の方がいる場合は、花粉症になりやすい体質であることが考えられます。

生活習慣

近年、花粉症の患者が増えている原因の1つに、生活環境の変化も挙げられます。例えば、栄養の偏った食生活、不規則な生活スタイルによる睡眠不足、過度のストレスなどが身体の免疫機能を低下させ、花粉症を引き起こしているともいわれています。

春の肌荒れには、花粉も影響している?

季節の変わり目でもある春は、急激な気温の変化も珍しくありません。また職場や学校などで環境の変化も訪れる季節です。このような季節と環境の変化は、私たちの身体にもストレスを与えます。身体へのストレスは体内のホルモンバランスを乱し、結果として肌荒れへとつながる恐れがあるのです。しかし、ホルモンバランスだけが春の肌荒れの原因とは限りません。実は、花粉によるアレルギー反応も肌荒れに関係すると考えられています。

花粉症と肌荒れの関係

花粉症と肌荒れの関係花粉症の症状で一般的なものといえば、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどです。しかし、花粉症の症状はそれだけではなく、花粉が多く付着した部分に強いアレルギー反応が出る、という特徴もあります。そのため、大量の花粉が皮膚に触れることでアレルギー反応が起こり、肌のかゆみやかぶれを起こす可能性があるのです。
「赤みを帯びる」「乾燥している」「肌がヒリヒリする」「ブツブツができる」などの症状が花粉の季節に見られる場合は、一度専門の医療機関を受診することをおすすめします。
このように、花粉によって症状が出る場合は、外出時にはマスクをつける、手洗いや洗顔で花粉を洗い流す、晴れた日や風の強い日の外出は控える、などの対策をとることで肌を守りましょう。

まとめ

花粉は、人間の皮膚や粘膜に付着することでアレルギー反応を起こすという特徴があり、人によっては肌がヒリヒリしたりかゆくなったりする恐れがあります。また、花粉症は遺伝や生活習慣によって発症しやすい人とそうでない人に違いが出るといわれています。家系に花粉症の人がいなくても発症のリスクはあるため、日頃から規則正しい生活を心掛けましょう。
また肌荒れの出やすい顔の肌は、直接花粉が触れてしまわないようきちんとケアし、お化粧品などによって素肌を守ってあげましょう。仕上げにパウダーをつけると、肌表面がさらさらになって花粉が付きにくくなるのでオススメです。
人によってアレルギーの状態はさまざまなので、症状が気になる場合は必ず医師の診断を仰ぎましょう。

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