メトラッセコラム
まぶたのたるみを解消して目力アップ!目を大きくするまぶたの筋トレ

目のたるみを解消するためにはまぶたの筋肉が必要です。そこで試してほしいのが、まぶたの筋肉を鍛えるトレーニング。
今回は、まぶたのたるみを引き起こす主な原因と、まぶたのたるみを解消する筋トレをご紹介します。
まぶたのたるみを引き起こす原因
まぶたのたるみの原因は、大きく2つに分けると「加齢」と「生活習慣」によるものがあります。ここからは、加齢や生活習慣から引き起こされる原因をご紹介します。
積み重なったダメージ
まぶたは顔の中でも皮脂腺が少ない場所で、また皮膚が薄いため紫外線などのダメージを受けやすいといわれています。さらに女性の場合、メイクやクレンジングなどの際、摩擦が生じやすく、そこからダメージが蓄積され、余計にたるみやすくなるのです。
皮膚の弾力低下
皮膚の表皮にある角質層は、本来15%~20%の水分を含んでいます。角質層の水分が保たれることによってまぶたの弾力も保持されます。しかし、年齢を重ねるごとに保湿力は低下するため、肌は乾燥し、皮膚の弾力が失われ、そこからたるみやシワにつながります。
さらに、肌の潤いを保つ成分であるコラーゲンやヒアルロン酸などの成分が、加齢とともに分泌量が減少することも皮膚の弾力低下の要因です。
筋力の低下
まぶたの筋肉は、額に広がっている前頭筋という筋肉とつながっています。前頭筋は眉毛の上部から頭皮に向かって伸びている筋肉で、加齢とともに筋力が低下するといわれています。前頭筋が弱まると頭皮全体を支えることができなくなり、皮膚が下がってくるため、まぶたのたるみが起こってしまうのです。
また、目の周りを囲んでいる眼輪筋の衰えもたるみを引き起こす原因の1つだと考えられます。
まぶたのたるみを解消する筋トレ
目の周りについている筋肉を鍛えれば、まぶたのたるみが解消され、スッキリした印象になり目力アップにつながります。
前頭筋を鍛える筋トレ
前頭筋を鍛えるには、額の筋肉を引っ張る筋トレがオススメです。
1.人さし指と中指をくっつけ、額に当てます。
2.額に当てたまま、上下に10回動かします。
3.額を上げた状態で10秒キープします。
4.以上を1セットとし、1日に1回行いましょう。
眼輪筋を鍛える筋トレ
眼輪筋は目を閉じるときに動く筋肉です。眼輪筋を鍛えるには、ウインクを意識的に行うことがオススメ。
1.舌を上下の歯で軽くかみます。
2.左右の目を交互にウインクします。
3.1秒間に左右どちらもウインクし、左右30回を目安にしましょう。
日常生活でできる工夫
まぶたのたるみ予防には、筋トレで筋肉を鍛えるだけではなく、日々の生活の中でいくつかのポイントに注意することも有効です。
PCやスマホを見る時間を減らす
PCやスマホなどを見すぎると、まばたきの回数が減って目元の筋肉が衰える原因になります。筋肉を衰えさせないためには、意識的にPCやスマホなどを見る時間を減らしましょう。
正しいクレンジング・洗顔方法で負担を軽減
女性にとってクレンジングや洗顔は毎日欠かさず行うもの。特にクレンジングはアイメイクを落とすため、念入りにまぶたの周囲を洗う方も多いでしょう。ウォータープルーフタイプのマスカラやアイラインなどはクレンジングでも落ちにくく、つい指でごしごし強くこすって洗い落としたくなりますが、強い摩擦はまぶたのたるみの原因です。正しいクレンジングと洗顔の方法をマスターして、まぶたへのダメージを少なくしましょう。
まず、クレンジングはメイクの上から滑らすようにして優しく落とし、その後しっかりと泡立てた洗顔剤の泡で包み込むようにまぶたをこすらず洗い、丁寧に洗い流すようにしてください。
保湿力の高い化粧品を使う
加齢によって失われる肌の水分は、肌のバリア機能を高めることである程度キープすることができます。しかし、普段使用している化粧品によっては、このバリア機能が壊れてしまう可能性もあるのです。
そのため保湿成分としてセラミドやヒアルロン酸、最近注目を集めているプロテオグリカンが含まれている化粧品を選ぶのもオススメです。
皮膚を刺激しない
まぶたのたるみ予防には、できるだけまぶた周辺の皮膚を刺激しないようにすることが大切です。普段から目をこすらない、濃すぎるアイメイクをしないなど、摩擦が生じないよう目元はやさしくケアするよう心掛けましょう。
また、アイケアクリームのようなケア商品を使用してのマッサージなどもオススメです。目元専用のクリームには、まぶたに潤いやハリを与えてくれるものもあるため、ぜひ活用しましょう。
まとめ
まぶたのたるみは、長年蓄積されたダメージや、加齢による弾力の低下、筋力の低下などが原因だといわれています。加齢による変化など仕方がない部分もありますが、筋力の低下や肌のダメージなどは日々のケアや筋トレで、ある程度予防・改善へと導くことが可能です。
ぜひ、毎日まぶたの筋トレやスキンケアを行ってたるみを解消し、目力をアップさせましょう!