メトラッセコラム

2018.03.22

肌荒れやシワ予防の改善にも有効?プロテオグリカンの美容効果

昨今、エイジングケアにぴったり!といわれ、注目を集めている美容成分「プロテオグリカン」。
プロテオグリカンは、人を含む動物の脳や骨、筋肉、血管などさまざまな組織に存在する成分で、保水性・弾力性に優れ、コラーゲンやヒアルロン酸などと同様に、皮膚にハリや弾力、うるおいを与える役割を担っています。
肌荒れやシワ改善などエイジングケアに効果があると期待されているほか、健康な身体づくりにも役立つともいわれているスーパー美容成分なのです。
そこで今回は、そんなスーパー美容成分「プロテオグリカン」の美容効果について詳しくご紹介します。

ターンオーバーを正常化する「EGF作用」

ターンオーバーを正常化する「EGF作用」女性としては、やっぱりいつまでも若々しく見られたいものですよね。
しかし、顔にシワがあると、実年齢よりも老けて見える原因につながってしまいます。

シワは、加齢や紫外線、乾燥などが原因でできるといわれています。
このうち、日々のケアだけでは防げないのが加齢です。年齢を重ねた肌は水分保持能力が低下し、だんだんとうるおいをキープできなくなってしまいます。

また、ハリのある肌に欠かせないヒアルロン酸やコラーゲンなどのうるおい成分も加齢とともに減少します。そのため肌の弾力が失われることで、シワやたるみにつながってしまうのです。

プロテオグリカンにはコラーゲンとヒアルロン酸を増やす機能があり、「EGF様作用」によるものといわれています。
EGFとは細胞の成長や増殖を促す「上皮細胞増殖成長因子」のことで、EGFによって肌のターンオーバーが促進されるといわれています。
また、EGF様作用とは「表皮細胞増殖促進作用」のことで、あたかもEGFの様に働く作用のことをいいます。

プロテオグリカンでターンオーバーを正常化することによって、肌にハリ感を取り戻し、シワのない肌へ導いてくれると期待されているのです。

炎症を抑える「抗炎症作用」

肌荒れの代表的な例として、ニキビや赤み、ヒリヒリとした痛みなどが挙げられます。
これらの原因になっているのが、ズバリ「炎症」です。

肌の炎症は自然に良くなる場合もありますが、放っておくだけではなかなか改善しなかったり、かえって症状が悪化してしまったりする場合もあります。

プロテオグリカンには、炎症を抑える性質を持つたんぱく質「サイトカイン」の働きを促進する抗炎症作用があるといわれています。
加齢とともに目立ってくるシワやしみ、たるみなどは、炎症を引き起こす免疫細胞が活発化することによって加速します。
そのため、プロテオグリカンによりサイトカインの働きが促進されることによって炎症が抑制されるため、エイジングケアにも効果が期待されているのです。

活性酸素の発生を抑える「抗酸化作用」

ターンオーバーを正常化する「EGF作用」生活習慣病の原因の1つに「活性酸素の増加」が挙げられます。
活性酸素とは、体内では細菌やウイルスを撃退する役割がある殺菌力が強い酸素のことです。
しかし、活性酸素が体内で増え過ぎてしまうと、正常な細胞や遺伝子をも攻撃し酸化させてしまいます。それにより、脳梗塞やがん、動脈硬化といったさまざまな病気の発症につながってしまうと考えられています。さらに、活性酵素が増加し酸化することで、肌や身体の老化を招き、肌に悪影響を及ぼすこともあります。

プロテオグリカンには抗炎症作用のほか、高い「抗酸化作用」もあるため、そんな健康維持や美容の大敵である活性酸素の発生を抑制する働きがあるともいわれています。
また、血糖値の上昇を抑える働きも確認されており、糖尿病予防の効果も期待されています。

まとめ

今回は、注目の成分「プロテオグリカン」の美容効果についてご紹介しました。
プロテオグリカンには、ターンオーバーを促進するEGF作用やシワやたるみ改善にも役立つ抗炎症作用のほか、生活習慣病の予防や血糖値の上昇を抑制などにもつながる抗酸化作用など、さまざまな効果があるといわれています。
プロテオグリカンについては現在も研究が進められており、今後ますます期待の持てる美容成分です。肌荒れやシワなどにお悩みの方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

 

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