メトラッセコラム

2018.06.01

紫外線A波を防ぐ効果の強さ?日焼け止めや化粧品の「PA値」について

日焼け止めや化粧品のPA値

日焼け止めや化粧品のパッケージの多くに「SPF50」などのSPF値と並列して「PA+」などのPA値の表示をよく目にしますよね。一般的に日焼け止めを選ぶ際に、SPF値ばかりに注目しがちですが、SPF値で防げる紫外線はB波のみです。地上に多く到達する紫外線はA波が多いことから、紫外線A波を防ぐPA値も意識したいところ。
そこで今回は、日焼け止めや化粧品などに記載される「PA値」についてご紹介します。
SPF値と合わせて正しい知識をもち、紫外線ケア商品を選択しましょう。

紫外線A波(UVA)のおさらい

地表に届く紫外線のおよそ9割はUVAと呼ばれる紫外線A波です。
UVAは波長が長く肌の奥深くまで到達するため、UVAを浴び続けると肌にダメージが蓄積され、シワやたるみなどの老化につながる肌トラブルを引き起こします。また、メラニン色素を酸化させるため、肌を黒くさせます。エイジングケアの敵ともいえる紫外線です。

さらに、UVAは照射量の違いはあるものの、1年中地球に降り注いでおり、昨今では肌への有害性も問題になっています。「PA値」はこのUVAを防ぐ指標であり、夏以外もPAに注目して日焼け止めや化粧品を選ぶ方も増えています。

一方、肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりする日焼けを引き起こす紫外線B波を防ぐ指標は「SPF値」で表します。どちらも紫外線対策にとても重要な数値ですが、ここでは「PA値」について詳しく見ていきましょう。

日焼け止めに記載される「PA値」とは

PA値についてPAはProtection Grade of UVAの略語で、紫外線A波(UVA)を防止する目安を表しています。肌に紫外線防止化粧品をつけていた場合に、UVAによる日焼けをどの程度遅らせることができるかを「PA+」と表示し、この「+」の数が多い程、UVA防止効果が高い事を示します。

【分類表示】
「PA+」:何も塗らない時と比べ2~4倍のUVAカット効果がある
「PA++」:何も塗らない時と比べ4~8倍のUVAカット効果がある
「PA+++」:何も塗らない時と比べ8~16倍のUVAカット効果がある
「PA++++」:何も塗らない時と比べ16倍以上のUVAカット効果がある

上記のような分類表示があるため、PA値は場面に合わせて使い分けるようにするのが良いといわれています。また、防御効果の高い日焼け止めを選んでも、塗る量が少ないと効果は下がります。少量ではなく、ある程度しっかり塗り、こまめに塗り直しましょう。

日焼け止めは「場面」に合わせて選ぼう

「散歩や買い物程度の外出」と「炎天下でのレジャー」では紫外線のダメージリスクが異なるため、必要となる日焼け止めや紫外線防止化粧品に含まれるPA値の強さも変わります。

散歩や買い物などの日常生活

散歩や近所のスーパーへ買い物に行くなど日常生活の範囲であれば、「PA+」~「PA++」で十分に紫外線から肌を守ることができます。またUVAは窓やカーテンなどを通過して 室内にも降り注ぐため、室内にいる場合でも日焼け止めを忘れないようにしましょう。

屋外での軽いスポーツやレジャー

ウォーキングやピクニックなど、屋外で短時間過ごす場合 は「PA+++」程度で紫外線から肌を守ることができます。

炎天下でのレジャーやマリンスポーツ

炎天下でのレジャーやマリンスポーツ長時間紫外線の下にさらされる炎天下でのレジャーやマリンスポーツなどを楽しむときは、「PA++++」の国内最高値のUVカットをもった日焼け止めがオススメです。
汗や水に強い「ウォータープルーフタイプ」の日焼け止めを選び、こまめに塗り直しましょう。

数値が高い日焼け止めの注意点

日焼けしたくないという気持ちから、つい「PA++++」など数値が高い日焼け止めを選んでしまいがちです。しかし、過剰に強力な日焼け止めを常用するのは肌にとって負担が大きく、クレンジング剤など使わないと落ちにくいものもあります。
そのため、日焼け止めの落とし残しがあった場合は肌荒れを引き起こす恐れ もあります。毎日同じ数値の日焼け止めを使用するのではなく、その日のスケジュールや季節など場面に合わせて日焼け止めを選択しましょう。

まとめ

今回は、日焼け止めや化粧品に記載される「PA値」についてご紹介しました。
地球に降り注ぐ紫外線の9割は紫外線A波(UVA)なため、UVAを防ぐ指標であるPA値も忘れずにチェックしてください。 ただし、PA値が高ければ必ず日焼けを防げるというわけではないため、自身の肌やその日の予定なども考慮し、場面に合わせて適切に使い分けましょう。

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